【インタビュー】映画『ザ・ファブル』佐藤二朗さんがもしも「俳優を一年間辞めて、普通の生活をしろ」と言われたら…?

【インタビュー】映画『ザ・ファブル』佐藤二朗さんがもしも「俳優を一年間辞めて、普通の生活をしろ」と言われたら…?

映画『ザ・ファブル』がついに6月21日(金)公開。今回は本作に出演する佐藤二朗さんにインタビュー!役柄や主演・岡田准一さんとの撮影裏エピソード、さらには映画にちなんだ“もしも”の質問までを直撃!

ひかり
ひかり

いま注目の話題作!映画『ザ・ファブル』6月21日(金)公開!

週刊ヤングマガジン連載中で、単行本累計発行部数400万部突破、いま一番面白い作品と呼び声が高いコミック『ザ・ファブル』がついに実写化!

今回は、主演・岡田准一さん演じる殺し屋・ファブル(佐藤アキラ)のバイト先の社長・田高田(タコ社長)を演じられた佐藤二朗さんにインタビューしてきました!

映画『ザ・ファブル』あらすじ

どんな相手も6秒以内に殺す――。

“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だった。しかし、ちょっと仕事をし過ぎた彼に、ボス(佐藤浩市)はある指令を与える。「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」

ファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始める。インコを飼ったり、バイトしたり…。

殺しを封じ、《普通》を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現れ、事態は思わぬ方向へ急発進する!

【絶対に殺してはいけない】指令のもと、絶体絶命のピンチを切り抜け平和に暮らせるのか―?!

『ザ・ファブル』 2019年6月21日(金)全国公開

配給:松竹  ©2019「ザ・ファブル」製作委員会

ひかり的『ザ・ファブル』のみどころ

伝説の殺し屋として生きてきたファブルが「普通」を目指して努力するのですが、そのギャップがちょっぴり可愛くて面白い!ファブルを取り巻くキャラクターも、それぞれ個性の魅せ場があり、シリアスな展開と思いきやところどころにコメディシーンが盛り込まれ、最後まで見入ってしまうような作品。さらに大迫力のアクションシーンは目が離せません!

“実は優しい”ところを表現するために“いい加減”を濃く。

ー原作ファンの間でも人気の田高田社長に配役が決まった時の、素直なお気持ちをお聞かせください。
 

佐藤二朗実は僕自身、出演のオファーをいただく前から原作のファンで。最初に原作を読んだとき、タコ社長(田高田社長)は一見いい加減な性格に見えたんだけど、読み進めていくと、社員に対しての深い愛情や、非常に真っ当な精神を持った人物だと分かりました。「苦労は若いうちにせなあかん」っていう手垢のついたセリフを言うんだけど、本当にそう思って生きてきたんだろうなと感じられる人物。「この人、味わい深いな」と思っていたので、オファーを喜んでお引き受けしました。

ーちなみに、佐藤さんご自身と田高田社長との共通点はありますか?

佐藤二朗飲んだくれ、というところだろうね。あとは、ちょっとズボラなところ?(笑)

ーなるほど!(笑)では、そんな田高田社長を演じられる上で、どんなイメージを意識されましたか?

佐藤二朗原作で描かれている「いい加減に見えて“実は優しい”タコ社長」の姿をお客さんに届けたかったですね。“実は優しい”ところを見せるためには、対極である“いい加減”という面がしっかり見せる必要があるので、そこを意識しながら、見た目と中身でギャップのあるおじさんを演じました。

偶然すぎる!ツイートしようと思った日に出演オファーが!?

ー佐藤さんは、元から原作の『ザ・ファブル』がお好きということですが、なぜこの作品を手に取られたのでしょうか?

佐藤二朗週刊誌のフライデーに載っていた原作者・南勝久さんへのインタビューでこの作品を知りまして、読み始めたんです。グッとくるシーンも笑えるシーンも、アクションシーンも僕にはジャストヒットでした。いかにも「ココで泣かすぞ!」といった場面は一つもなくて、全部さりげないのがまた良いんですよ。

ー読まれてみて、中でも特に印象的だったシーンはありますか?

佐藤二朗映画にはまだ描かれていないシーンで、クリスマスパーティーを開くエピソードがあるんですけど、そこで木村文乃さんが演じるヨウコがタコ社長のやさしさを垣間見て、自身の亡くなった父親を思い出す場面があるんです。「もっとタコ社長のことを見ていたいの」とヨウコがアキラに言うんだけど、このシーンが決定打で「ちょっとすごい漫画を見つけた」とツイートをしようと思ったちょうどその日に、今回の出演オファーが来たんです。

ーえー!!

佐藤二朗僕は海老原(一般人としての生活を強いられたファブルを預かる真黒カンパニーの社長)の役をやりたいなと思っていたんですけど、オファーが来たのはタコ社長でした。「やっぱりそうか!タコ社長かーっ!!海老原役は誰だ!?安田かーーっ!!」って思いましたね(笑)

ー(笑)

おちゃめな一面も!?佐藤二朗さんから見た岡田准一さんとは?

ーファブル(アキラ)役の岡田准一さんとは初共演とのことでしたが、実際にお会いした印象はいかがでしたか? 

佐藤二朗お会いしたときは、「やっと一緒になったね!」と第一声で言いました。今回の岡田君は甲冑でも特攻服でもない、地味なTシャツが衣装だったことが印象に残っています(笑)「久しぶりに普通の役です」って岡田君も言ってましたね。

ー岡田さんはシリアスな時代劇などにもご出演されていますもんね。

佐藤二朗そうなんです。そういう意味で今回は、シーン的にリラックスできる部分があったんじゃないかなと思います。オクトパス(=ファブル(アキラ)のバイト先)のシーンは、山本美月ちゃんも含め、岡田君と雑談しながら、楽しい雰囲気で撮影しました。

ー俳優の佐藤さんから見ても、以前から岡田さんのことはすごい存在だと思われていたんですか?

佐藤二朗はい。彼の色々な出演作品を観て、同業者として尊敬できる良い俳優だなと思っていました。オクトパスのシーンの撮影で、江口監督が「ここは自由に演じてください」っておっしゃることが何回かありまして。僕が「ちょ、ちょっと待って。今考えるから…」って焦っていたら、岡田君が隣で「大丈夫です。二朗さんはカチンコが鳴れば言葉が出てきますから。いきましょう、いきましょう!」とか、監督ではなく岡田君に追い込まれてました(笑)

ー岡田さんとはコメディシーンも多かったですよね。個人的に居酒屋でアキラの変わった様子に驚く社長のシーンが一番面白かったのですが、あのシーンでは岡田さんと打ち合わせなどされたのですか?それともアドリブが多かったですか?

佐藤二朗いや、そのシーンはほとんど台本通りじゃないかな。アキラが鳥の骨まで食べちゃったりする、面白くて笑えるシーンだけど、逆にプレッシャーがありましたね。何としても、原作の面白さを落とさずにやろうという意識が強かったです。

 

佐藤さん/田高田社長が○○だったら…?想像が広がる”もしも”の質問!

ー映画にちなんだ”もしも”の質問をさせていただきたいと思います!

ー今作では田高田社長はアキラの本当の姿を知ることはありませんでしたが、もしも、アキラが殺し屋だと知ったら、どのような反応をすると思いますか?

佐藤二朗うーん。真反対の二択が浮かぶなぁ。アキラを一切シャットアウトしてしまうか、反対に、タコ社長は本当に社員への愛がある人物なので、知らないフリをして、いつも通り接するんじゃないかなとも思います。

ーでは次に。

ーアキラは殺し屋でしたが、もしも佐藤さんが「俳優を一年間辞めて、普通の生活をしろ」と言われたら、どのような生活をしますか?

佐藤二朗面白い質問だねー。一年間でしょ?どうせなら、やることが無かったことをしたいですね。

ー例えばどんなことでしょう?

佐藤二朗色々なアルバイトをやってきたので、アルバイトをもう一度やりたいですね。コンビニの店員さんとか。

ーコンビニの店員さんはすごく大変そうですよね。

佐藤二朗昔、ドラマでコンビニの店員さんの役をやったことがあるんです。「いらっさいさっせ~」みたいな感じで。(笑)時々いるじゃないですか?「いらっしゃいませ」って言う気がないだろ!っていう店員さん。あれを現実世界でやってみたいですね。お客さんの反応を見て、「いさっさっさっさ~」みたいな?(笑)

あと、家族旅行は絶対したいですね。

ー旅行に行くなら国内ですか?

佐藤二朗僕は国内の温泉が好きなんですけど、海外もいいかもしれないですね。7歳の息子に外の世界を見せるっていう意味でも。妻も海外に行ったことはないので、それを考えると、海外に連れて行ってあげたい気持ちもありますね。

ー素敵です!

佐藤二朗って、ずっとアルバイトと旅行の話しかしてないですね(笑)改めて考えると、晩酌だって、オフの日よりも仕事のあった日の晩酌のほうが気持ちいいので。だから、一年間ずっと遊ぶのは僕にはできないですね。何か仕事をしていると思います。

ーありがとうございます。

「伝説の殺し屋が挑む、究極ミッション」劇場へ急げ!!

インタビューを通して、佐藤さんの優しくてユーモアのある人柄が感じられました。1つ1つの質問に非常に丁寧に答えてくださった上、ところどころで笑わせてくださり、とても楽しいインタビューでした!

感動・コメディー・アクション、全てから目が離せない『ザ・ファブル』は6月21日(金)公開です!ぜひご覧ください!

 

 

ひかり
Writer ひかり
大学2年生 東京都

カフェまにあ。写真やプリクラ大好きです。日焼け対策に命かけてます。みんなに楽しんで読んでもらえるように頑張ります!

ひかりの記事をもっと見る
   

Recommend

('ω'乂) Copyrighted Image (乂'ω')