映画「トラさん」で描かれる「家族愛」についてウェディングプランナーはどう思うか?実際に聞いてみた!

映画「トラさん」で描かれる「家族愛」についてウェディングプランナーはどう思うか?実際に聞いてみた!

映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』を、家族愛を目の当たりにするウエディングプランナーの人が見るとどう思うのか?職業についても聞いてみました!

優美
優美

北山宏光さん主演映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』が公開中!

Kis-My-Ft2の北山宏光さん主演の映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』が現在絶賛公開中です。

皆さんはもうご覧になりましたか?👀

北山宏光さんは本作で映画初出演にして初主演であり、初の猫役を演じています!

 

・・・猫役⁉

 

そうなんです。この映画は北山宏光さん演じる主人公・寿々男がある日突然死んでしまい、猫の姿になって家族に恩返しをするというファンタジーなストーリー。

猫の姿になるなんて現実ではありえないけど、見ているとなぜか違和感がなくて、

「猫ってこういう風に見えてるのかな~」

と考えてしまうほど、映画に見入ってしまいます。

温かい家族愛に溢れる本作は、誰が見ても、誰と見ても感動すること間違いなしです。

また今回は、この映画の魅力をとことん掘り下げるために、家族になる瞬間に寄り添う職業ウェディングプランナーとして活躍される遠藤佳奈子さんにも映画を観て頂き、その経験を踏まえて感想を伺ってきました!

📕STORY📕
売れないマンガ家の高畑スズオは、妻・ナツコがパートで稼いだお金をギャンブルに使い、お気楽な生活を送っていたが、ある日突然、交通事故であっけなく死んでしまう。

そんなスズオのダメ夫っぷりに“あの世の関所”が下した判決は、「執行猶予1ヶ月、過去の愚かな人生を挽回せよ。

但し、猫の姿でー」トラ猫の姿でナツコとミユのもとに戻ったスズオは、「トラさん」と名付けられて高畑家で飼われることに。

愛する家族のために何かしたいと思うトラさん=スズオだが、猫だから言葉さえ通じない。スズオは、家族に何ができるのか。どうやって人生を挽回するのかー

 

📽作品情報📽

出演:北山宏光、多部未華子、平澤宏々路、飯豊まりえ、富山えり子、要 潤、バカリズム
原作:「トラさん」板羽 皆(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:筧 昌也 脚本:大野敏哉 音楽:渡邊 崇
主題歌:Kis-My-Ft2「君を大好きだ」(avex trax)
配給:ショウゲート 公式サイト:torasan-movie.jp
©板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会

ウェディングプランナーの遠藤さんはこの映画をどうとらえるか?

ウェディングプランナーは、女性があこがれる職業の一つなのではないでしょうか。

ゴージャスな式場で、新郎新婦に一生に一度の大切な日を提供するという夢のあるお仕事です。

 

今回は、これまで数多くの感動的な結婚式を作り上げてきたウェディングプランナーの遠藤さん

゛家族とは何なのか“ ゛ウェディングプランナーとは何なのか“を伺ってきました!

―映画をご覧になって、率直なご感想はいかがでしたか?

遠藤佳奈子本当に”率直”でいいですか?(笑)

最初は、若い方向けなのかな~と思いながら見始めたのですが、途中からその裏にあるメッセージ性や、自分に共通するところに気づかされて、意表を突かれました。

最後は心がじわ~っと温まりましたね。

―「自分に共通するところ」とは、どんなところですか?

遠藤佳奈子物事を別角度から見たり考えたりすることの大切さを改めて感じました。

寿々男が猫目線で見るからこそ、日常を別角度からとらえることができて、今まで当たり前に想っていた大切なことに気づくことができました。

―数々のカップルが家族になる瞬間に寄り添ってきたウェディングプランナーとして、家族に一番必要なことは何だと思いますか?

遠藤佳奈子家族だからって何でもお互いに分かっていると思わないことですかね…。

「親しき中にも礼儀あり」というか、同じ家族であっても各々が別の人格であるという考え方を持って、尊重しあうことが大切だと思います。

例えば、人のものを勝手に開けない…とか。

それが上手くいってるカップルほど、見ていてもいい感じだなって思います。

ずっとくっついていたり、ハグをしたりするから仲がいいとかではなくて、お互いの性格を分かっているからこその距離感を保つことができるカップルを見ると、お互い理解しているんだなと感じます。

―劇中の高畑家のような温かい家庭を築く秘訣は何だと思いますか?

遠藤佳奈子自分自身にも言えることですが、「言いにくいことほど言う」ということですね。

私は反抗期が大変だったし(笑)家族に「ありがとう」と「ごめんなさい」って、なんだか照れくさくて言いにくくて。でもだからこそ大人になった今は意識するようしているし、自分がそうすることは家族にも影響があるようなんです。

例えば先日の年末に実家に帰った時、父に頼まれてマッサージをしていたのですが、その光景を母が見て、

「私には(父が)頼んだこと無いのに。別に(マッサージを)やってあげてもいいのに~」

とぼそっと言った時があって。どうやら父も「家族にこそ優しく」を意識している私には頼みやすかったようなんです。他の人が誰かに優しくしていたり、「ありがとう」「ごめんなさい」を言ったりする姿を見ると、改めて自分を省みるきっかけにもなるのかなと思いました。

ウェディングプランナーとはどんな職業なのか?

―ウェディングプランナーとは、何をする職業ですか?

遠藤佳奈子ウェディングの一日を作るのですが、ウェディングに必要なもの…ドレス、ヘアメイク、写真…とたくさん思いつきますよね。それらを全部手配しています!

―全部!!大変ですね…。

遠藤佳奈子そうですね~(笑)一番多いときで40件分のご依頼を掛け持ちしていたときもあります。

でも私としては、結婚式当日よりも、その前と後がすごく大切だと思っています。中には、5年付き合っているカップルが結婚式の準備で初めて喧嘩するようなケースもあって、それくらい結婚式の準備って大変なんですね。そんなとき、「結婚した後の共同生活はもっと大変なことがたくさん!結婚前の練習だと思って乗り越えましょう」と私なりにアドバイスします。ウェディングの準備では、今まで気にしなくて良かったお互いの家族・会社のことも気にしなきゃいけないし、様々なトラブルが起きます。だからこそ、私は、そこまで踏み込んでアドバイスしたり、相談していただけたりするくらいの関係性を築くことが大切だと思っています。

―ウェディングプランナーになりたい人が身につけておくべきことは?

遠藤佳奈子これは一つだと思います。「気が利く」ということです。

新郎新婦だけでなくその家族やゲストまで、気持ちを考えて、時に先回りしていくことが大事ですから。以前、ウェディングの経験も接客の経験もない親友に、結婚式当日の案内係を手伝ってもらったことがあるのですが、何故その子に声をかけたかと言うと、気配りができるから。当日も難なく仕事をこなしてくれましたよ。

―お仕事でやりがいを感じるときはどんな時ですか?

遠藤佳奈子結婚式当日を迎えたときは泣いて感動できることです。

お仕事で感動して泣けるというのはウェディングならではだと思います。

当日の新婦の美しく神秘的な姿を見るとやってきてよかったと心から思えますし、それまで大変だったことも全てがドラマの前置きだったみたいになって(笑)たまに、結婚式の謝辞のときに「遠藤さんがいないとこの結婚式は作れなかった」って泣きながら言っていただくことがあるんです。それまで大変だったことも全部吹き飛んで、感動的な思い出として心に残る瞬間です。

余命一ヶ月。現場で”家族愛”を感じたエピソード・・・。

―お仕事現場で”家族愛”を感じた印象的なエピソードはありますか?

遠藤佳奈子たくさんあるのですが・・・。一つ挙げるとしたら、ある新婦のお父様に出会ったことですね。

「新郎新婦が仕事で忙しいから」ということを理由に、代わりに新婦のお父様と結婚式の話を進めたことがあったんです。お父様は、かなり急ぎの様子で。通常よりかなりタイトなスケジュールで日取りを決めました。

時間がない中、新郎新婦二人もきちんと準備を進められ、無事に結婚式当日を迎え、式も大成功。謝辞ではそのお父様が私のことまですごく褒めてくださって、嬉しかったです。

お見送りをしていると、新婦のお母さんが私のところにいらっしゃって、

「実は旦那の余命が一か月しかないから急いでいたの

と告げられたのです。

その瞬間、これまで気丈にされていたご新婦や、急がれていたお父様とのやりとりが走馬灯のように蘇って、家族愛を感じましたし、最後まで私にも言わなかったということに、私にも心配をさせないでおこうという愛を感じて。この話をするだけでも、泣きそうです。帰宅してからも2時間泣きじゃくりました。

この話をするだけで、今も泣きそうです(笑)

―最後に、遠藤さんにとってウェディングプランナーとは何でしょうか?

遠藤佳奈子私にとっては「人生のプランナー」であると同時に、「スーパー黒子」ですかね。

このお仕事は一生の思い出になるイベントに寄り添うお仕事でありながら、極端な話、自分がお客様に中途半端な関わり方をして、そのまま中途半端で結婚式を終えたとしても問題はないんです。

なぜなら、ほとんどのお客様が人生で一度しか結婚式を経験しないので、比較する経験がないから。

だから私がスペシャルなことを提供してもそれがスペシャルだって気づかれないことがほとんどです。

それでも、私は自分のできる最高レベルのものを毎回提供することを心がけています。

比較する対象がなくて、どれだけすごいことをしても評価をされないので、”スーパー黒子”ですね(笑)

家族愛に涙する映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』が大ヒット上映中!

このインタビューを通じて、遠藤さんの妥協しない自分への厳しさと、ウェディングプランナーとしてのプロ意識の高さを痛感しました。

他人の人生に大きく踏み込む勇気と、新郎新婦にとって最高の結婚式を作り上げることにかける思いが、終始伝わってきました。

遠藤さんの発する言葉一つ一つ、さらには目の前で座っている姿だけでも、遠藤さんの確固とした生き様が感じられました。

ありがとうございました!

 

たくさんの家族愛を目の当たりにしてきた、ウェディングプランナーの遠藤さんも感動した映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』が、ただいま上映中です!

本作を見終わった後には、家族への日ごろ伝えられていない感謝に気づかされるのではないでしょうか?

今ある日々が当たり前だと思わずに、これからの人生を歩んでいこうと思える、笑いあり涙ありの作品なので、ぜひ、劇場でご覧ください!

優美
Writer 優美
高校2年生 埼玉県

「独特な感性」と言われて生きてきました。モデル・役者をやったりしてます。

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